石垣島のおすすめシュノーケリングスポット・川平エリア

石垣島の川平エリアには、シュノーケリングに特化したスポットがたくさんあります。川平エリアガイド歴20年以上のインストラクターがそんな魅力的なシュノーケリングスポットを紹介していきます。

巨大なエイに会える「マンタシティ」

シュノーケリングで上から見るマンタは迫力満点!大きさは2,5m~4mぐらいあります
運がいいと一度に複数枚のマンタに会えることもあります
マンタシティでは高確率でウミガメにも会えます

まずは超人気スポットの「マンタシティ」。このマンタシティにはクリーニングステーションと呼ばれている大きな根(岩)があります。そこにはクリーニングフィッシュと呼ばれている小魚達(ベラの仲間)がたくさん居ます。マンタは体をキレイにしてもらうためにこのスポットにやって来ます。マンタはお気に入りのクリーニングステーションで円を描くようにグルグル回り、その間に体をキレイにしてもらいます。マンタなど体の大きい生物は、寄生虫や汚れなどが付きやすいのです。長い時は1時間以上同じ個体がグルグル回り続けることもあります。シュノーケリングでは決められたルールに従い、斜め上からマンタを見る形になります。ちなみにマンタシティでは高確率でウミガメにも会えることができます。マンタシティに居るウミガメ達は、比較的逃げない個体が多いためじっくり観察することができます。

圧倒的な魚影を誇る「米原Wリーフ」

米原Wリーフは透明度が高いことが多いシュノーケリングスポットです
米原Wリーフの魚影の濃さは石垣島トップクラスです
素潜りも楽しみやすいスポットです
20年以上の付き合いになるハマクマノミのアイちゃん。右目のアイラインがチャームポイントです(普通はありません)

米原Wリーフは2022年の温暖化の影響で珊瑚礁がダメージを負ってしまいましたが、魚影の濃さは石垣島トップクラスです。オレンジ色のアカネハナゴイ&キンギョハナダイの群れは、ぜひ見てもらいたいお魚の一つです。外洋のスポットながら平均水深も浅めなので初心者の方にも優しく、経験者の方は素潜りも楽しむことができます。ちなみに米原Wリーフには、私が石垣島に来てからの付き合いになる(20年以上)ハマクマノミのアイちゃんが居ます(笑)♡

地形とサンゴが楽しめる「吉原ケーブ」

ケーブ周辺に群れるテンジクダイの仲間達
米原Wリーフ同様に魚影が濃いスポットです

吉原ケーブは、地形とサンゴが楽しめるシュノーケリングスポットです。夏が近づくとケーブ周辺では、キビナゴやテンジクダイの仲間達が大群を作ります。ケーブの下は10m以上水深がありますが、基本浅いリーフ上を泳ぐので初心者の方でも安心して楽しめます。また米原Wリーフ同様に素潜りも楽しみやすいスポットになっています。

ウミガメがたくさん居る「タートルパラダイス」

柔らかいサンゴ(ソフトコーラル)をベット替わりにしています
ウミガメは定期的に息継ぎをするために水面に上がって来ます
体長2m近くある大きなウミガメに会えることもあります

運がいい時は一回のシュノーケリングで5匹以上のウミガメに会えることもあるタートルパラダイス。ウミガメはソフトコーラルの上で寝ていることが多いのですが、定期的に息継ぎをするために水面まで上がって来ます。タートルパラダイスでは、2m近くある大きなウミガメに会えることもあります。人があまり入らない穴場のスポットなので、どちらかというとシャイな個体が多いです。

上記に紹介した4つのシュノーケリングスポットは、当店のマンタ・ウミガメシュノーケル+米原Wリーフのツアーで行きます。その時のコンディションによって二ヵ所のスポットを決めますが基本、海況に問題が無ければ一ヵ所はマンタシティに行きます。川平湾からボートに乗って5~10分程で行ける外洋のシュノーケリングスポットになります。各シュノーケリングスポットまでの移動時間が短いのも魅力の一つになります。

ビーチ際から熱帯魚が群れる「川平湾の無人島」

ユビエダハマサンゴに群れるデバスズメダイの群れ
色とりどりのサンゴを見ることができます
通年を通して透明度が高い川平湾
水深が浅めなので熱帯魚達と同じ目線で泳げます
かれこれ13年の付き合いになるニモ(カクレクマノミ)

川平湾の遊泳禁止エリアはグラスボートの航路になります。航路エリアはボートが通るだけでなく時間帯によって潮流も発生します。ただ無人島周辺はボートも通らず、潮流も発生しないので安全にシュノーケリングを楽しむことができます。このスポットの魅力は何と言ってもビーチ際からすぐに熱帯魚達が出迎えてくれることです。特にシュノーケリングが初めてだったり、泳ぎに不安がある方にとってはうってつけのスポットになります。また川平湾の無人島周辺は、温暖化によるサンゴのダメージが少なく活き活きとしたサンゴがたくさんあります。サンゴがたくさんあるという事は、それに比例して熱帯魚達もたくさん居るということです。お客様から有名な「米原ビーチ」とどっちがお魚が見れますか?と聞かれることがありますが、間違いなく川平湾の無人島のが多く見れます。

じゅうたんのように枝サンゴが群生する「川平タバガー」

エメラルドグリーンの海が広がる最高のロケーションです!
サンゴの密集度が高いスポットです
サンゴがたくさんあるので魚影も濃いです
じゅうたんのように枝サンゴが群生しています

川平湾の無人島と同様にインリーフ(内海)のシュノーケリングスポットでは、石垣島トップクラスの魚影を誇る川平タバガー。一時はオニヒトデや温暖化の影響でサンゴが大ダメージを負ってしまいましたが、現在はいい感じで回復しました。特に枝サンゴが広範囲に群生していて、そこに群れる水色のデバスズダイが圧巻です。川平湾の無人島もそうですが、初心者から経験者まで幅広く楽しめるシュノーケリングスポットになっています。

川平湾の無人島と川平タバガーはインリーフ(内海)のシュノーケリングスポットになります。潮位が高い時はボートでも行けますが、基本スポットまではカヤックで移動します。両スポット共、潮位をしっかり把握していないと安全に楽しむことができません。そのため人の出入りも少なく貸切気分でのんびりシュノーケリングを楽しむことができるのも魅力の一つです。

川平湾の無人島は、無人島上陸+川平湾珊瑚礁シュノーケル/川平タバガーは、川平タバガー珊瑚礁シュノーケルのツアーでそれぞれ楽しむことができます。現在、ツアーは分かれていますが、今後は一緒にしてその時のコンディションによってスポットを使い分けていこうか検討中です。

マンタやウミガメに会ってみたい、熱帯魚達と一緒に泳いでみたい、そんな皆さまの夢を叶えてくれるシュノーケリングスポットが石垣島の川平エリアにはたくさんあります。



シースマイル石垣島
石垣島川平湾がフィールドのシュノーケリング、カヤックツアー専門店
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