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久しぶりの更新になってしまいました。。毎年3月中旬頃~6月上旬頃にかけて山林ではヤエヤマボタルの求愛行動を観察することができます。ヤエヤマボタルは陸棲で、内地のホタルのように川で成長するわけではなく、棲息地はかなり局地的でどこにでも生息しているわけではありません。
ヤエヤマボタルの体長は5mm前後と日本最小のホタルで雌には羽がなく長距離の移動はできず、雄の飛翔力もとても弱く、行動範囲は極めて狭いことが局地的に生息する最大の理由であると思います。
ヤエヤマボタルの幼虫が好んで食すカタツムリは腐葉土化した落ち葉を餌場としているためヤエヤマボタルが成長するためには、適度な湿り気があり、下草が繁茂した湿った草むらが適した環境になります。光り輝く時間は日没後、30~40分ぐらいで気温が低かったり、満月で山林が照らされる日は活性が下がります。他の生物同様、コンディションにはかなり敏感のようです。求愛行動をしている期間、成虫は水以外一切食事をせず僅か10日前後の命をかけ次世代へ生命をつないでいく。限られた時間の中で精一杯生きるホタルたち。改めて自然の逞しさ、素晴らしさを僕に教えてくれる。

ありがとう。


今を生きる自然にスポットライトを当て写真と文章は一ヶ月に一回?更新していきます。



このサイト内の写真は全て石垣島で撮影したものです。年々悪化していく環境の中でも変わらず生き抜いている素晴らしい自然が石垣島にはあります。石垣島に来て8年、一つの区切りとして何かを残したい、伝えたいと思い、このサイトを立ち上げました。まだまだ人に感動を与える写真には程遠いですが、このサイトを見て少しでも石垣島の自然の素晴らしさが皆様に伝わればうれしく思います。

これからも今ある自然と真剣に向き合い撮影を続けていきます。


                                                   桐生悠平

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